コロナ禍での動物が抱えるストレスについて
2021.08.03
コロナ禍で在宅時間が増えたことにより、人もペットも生活環境が大きく変わり、ストレスを感じることが多くなってきているのではないかと思います。
特に飼い主さんとペットとの関係性の変化が原因として目立ちます。
例えばペットに構い過ぎて疲れさせてしまったり、在宅時間が長くなったことで逆に放置しすぎたり、おやつを与えすぎてしまうことで様々な症状が現れます。
よく見られる症状として足先や体幹の毛を舐めたりむしったりするようになった、尻尾を噛む、下痢や軟便、食欲低下などがあります。
最近では顔面神経麻痺を起こすワンちゃんも見られます。
このようなストレス性の症状に対してはできる限りいつも通りの自然な行動がストレスの軽減に繋がります。
コロナ禍で一緒にいる時間が増えたことで散歩や遊ぶ時間が増えてしまうと今後はペットにとってはそれが当たり前になり、ふれあう時間が減るとそれがまたストレスになってしまう場合があります。
ペットによってストレスの感じ方は違うので動物病院の先生に相談されると良いと思います。